■遺伝子組み換え とは?人間・動物・植物など全ての生き物は、その姿・形・性質などが親から子供へ伝わります。
そのことを遺伝といいますが、それを担っているのが遺伝子です。
小さな細胞の中に染色体というものが入っています。
染色体とはDNA(デオキシリボ核酸)とタンパク質が集まったものです。
そのDNAが遺伝子を構成しています。
■遺伝子組み換え食品 とは?【 目的 】* 作物に除草剤がかかってもダメージを与えないようにする
* 作物を害虫から守る
* 日もちの向上性
など、食べ物の生産量や品質向上が目的です。
【 例 】* 大豆の中の遺伝子に全く異なる遺伝子を導入し、除草剤をかけても大豆が枯れないよ
うな大豆にする。 (雑草は枯れるが、作物は枯れない)
* じゃがいもの遺伝子に毒素を入れて、虫が葉っぱを食べると死んでしまうようにする。
* 虫を殺す毒素を出す遺伝子をトウモロコシに組み込む。
* 日もちの良いトマトを作る。
本来大豆は、除草剤がかかると枯れてしまいますので、大豆にかからないように散布しています。
ところが除草剤をかけても枯れない大豆には、まともに除草剤をかけてしまっているわけなので、
残留農薬の恐れを増大させることになります。
じゃがいもやトウモロコシの場合、虫が死んでしまうのに人間が食べて大丈夫なのでしょうか。
この毒素は害虫には効果があるが人には安全だとの見解もあるが、通常の農薬の考え方と同じで不安である。
虫は小さいから影響が大きく死に至ってしまうのではないか?
人間は虫に比べて身体がかなり大きいですが、赤ちゃんへの悪影響はないのでしょうか?
安心しきれません。
■遺伝子組み換え食品の安全性は?【 遺伝子組み換え食品としての安全性の審査 】* 導入された遺伝子が人体に安全かどうか
* 導入された遺伝子により作り出されるタンパク質にアレルギーを引き起こす作用が
ないか
* 目的遺伝子とともに導入されることの多い抗生物質耐性遺伝子が作り出す酵素が、人
体に影響しないかどうか
等を開発企業の提出した書類によって審査して輸入しています。
厚生省では、2001年4月から、安全性審査の行われていない食品の製造・輸入等を禁止することとしています。(現在国内では遺伝子組み替え農作物は作られていません)
遺伝子組み換え食品の開発とその安全性について日本で賛否両論が飛びかっています。
賛成派 ・・・ 「 遺伝子組み換え食品は、従来の食品と同等に安全である 」
反対派 ・・・ 「 科学的に遺伝子の全ては解明されていないため、予期しない悪い事態
を生む可能性があるのではないか 」
「 今後、遺伝子改良された作物が進化して毒性を持つ可能性があるかも
しれない 」 など
※ 1998年8月、イギリスのローウェット研究所のアーパド・パズタイ博士はイギリスのテレビ番組で、遺伝子組み換えされたジャガイモにより、ラットに発育不全や免疫低下などがみられたと報告しました。